システム開発のネオレックス（本社：名古屋市、社長：駒井拓央）は、同社の開発・提供するiPhone向けの自己管理アプリ「MyStats」に、新たに「Evernote分析機能」を追加致しました。

これは、設定を行うとMyStatsがEvernoteに日々、自動的にアクセスし、「ノート数」と「月間使用量」データを取得、折れ線グラフで見られるようにするという機能です。

この機能は、MyStats発案者である当社副社長の駒井がシリコンバレーのEvernote本社を訪問した際に行ったブレインストーミングから生まれました。

MyStatsは従来、手入力したデータをグラフ化するツールであり、外部サービスとの連携によるデータ取得は今回が初めてのケースとなります。

＜MyStatsとは＞

MyStats（マイスタッツ）は、ピーター・ドラッカー氏の時間管理に関する言葉をきっかけに開発された、自己管理のための無料iPhoneアプリです。

「いつ、何をしていたか」を記録し、「何にどれくらいの時間を使っているか」を円グラフで分析したり、「今日の受注数」や「今日の体重」などの項目を自由に用意して記録し、折れ線グラフで分析することができます。

MyStatsは提供開始から１年半で、日本を中心に世界７４ヶ国で１０万人にダウンロードされています。また新聞、雑誌等の多数のメディアで紹介されており、Apple社がiPhoneアプリを提供している「App Store」のビジネスカテゴリにおいても２度、１位を獲得するなど、新しい自己管理ツールとして注目されています。

＜MyStatsの画面イメージ＞

＜「Evernote分析機能」概要＞

＜Evernote:ノート数＞		＜Evernote:月間使用量＞

MyStatsにて設定を行うと という項目が追加されます。

「Evernote:ノート数」では、Evernoteを利用開始してから現在までに、ノート数がどのように増加して行ったかを折れ線グラフで見ることができます。

「Evernote:月間使用量」では、毎月どの程度のデータをEvernoteに記録しているかを折れ線グラフで見ることができます。

＜「月間使用量」がグラフ化される価値＞

Evernoteでは、記録できるデータ総量に制限はありませんが、１ヶ月間に新たに記録できる容量は決まっています。このためEvernoteユーザーにとっては、決められた制限の中でEvernoteを十分に活用するため、「今月、あとどれくらい記録することができるか」「先月は上限に対してどの程度の記録を行ったのか」といった情報が重要となります。

月間使用量はEvernote社が提供する機能によりいつでも確認が可能です。しかし、昨日、先月といった過去の情報を見ることはできません。

そこで、MyStatsの起動時に毎日、月間使用量を自動的に取得する機能を開発致しました。これによりEvernoteのユーザーは、時間管理や体重管理などのためにMyStatsを日々利用しているだけで、Evernoteの月間使用量情報を自動で、継続的に記録し、見える化することができるようになりました。

本機能は大変シンプルなものではありますが、Evernoteユーザーにとっては大きな価値のあるものではないかと考えています。

＜今後の計画＞

Evernote分析機能については、ご利用頂くユーザーの声を聞きながら、分析項目の追加を検討して行きます。

またEvernote以外についても、今回の機能追加をきっかけに、ジョギング情報や体重など、他のサービス・商品が持つ外部データを自動取得し見える化する機能を追加して行く予定です。

＜Evernoteについて＞

Evernoteは、革新的なプロダクトやサービス開発を通して「すべてを記憶する」ことをサポートし、情報を記憶したり、引き出したり、情報の断片を合わせてひらめきをあたえたりすることを可能にしています。Evernote アプリケーションは、主要なコンピューター、ウェブ、モバイル、タブレットプラットフォームでご利用いただけます。詳しくはEvernoteのウェブサイトをご覧ください。http://www.evernote.com

＜本件に関するお問い合わせ先＞

取締役  副社長      駒井  研司（こまい  けんじ）